映画観るイヌ

パッチギ!の映画観るイヌのレビュー・感想・評価

パッチギ!(2004年製作の映画)
3.7
複数の場面が切り替わるスピードと柔軟さは文字や画に勝る。映画の利点がよく生きる作品。
高校生が背負うには重すぎる歴史背景が満ちていて、作中の暴力はその反動というか、見ていて良い発散になったくらい。

後に色々取り沙汰されることになりますが、彼ら演者の陰陽のエネルギーを作品として表出させた監督はアッパレです。