このレビューはネタバレを含みます
レビュー100本目！
WW1中のフランス軍、ドイツ軍、イギリス軍が前線でクリスマスを共に祝った実話を元にした話。
最初にそれぞれの国の学校のシーンがあり、ナショナリズム教育について表していたのが良かった。
お互いの妻の写真を見せ合ったり、敵兵を塹壕に招き入れるシーンが印象的だった。
ドイツ軍の中尉が、ユダヤ教徒だと話していたが、当時はユダヤ人もドイツの為に戦っていたのよね…
あとフランス兵がドイツ兵の軍服を借りて、ドイツ占領下に置かれた家族に会いにいくシーンも、当時の独仏の国境をめぐる問題を物語っているなと思った。
ちなみにクリスマスのツリーを飾る習慣はドイツが発祥で、イギリス皇室がツリーを飾ったのがきっかけで庶民にも広まります。
