このレビューはネタバレを含みます
クリスマスの奇跡。
音楽を始めた場面
塹壕からみんなが出てくる場面
敵味方関係なくお酒を飲んだり話したりミサを受けたり
サッカーをしたりトランプをしたり
奥さんの話をお互いにしたり
猫の話をしたり
自分の国の砲撃がくるから自分たちの塹壕に来るように誘ったり
戦争が終わったら会いに行く、一緒に飲もうと話していたり
言葉が通じなくても、話したいことは伝わっていて話していたり
埋葬したり
母親に会いに行くのを手伝ったり
撃つのを躊躇ったり…
あたたかくてやさしい時間だった。
だからこそ、その後の展開が悲しい。
台詞にもあったけど、戦争という状況じゃなかったら、普通に出会っていたら、みんないい友人になれていたのだろうに…と胸が苦しくなる。痛くなる。