カミヤ

くるりのえいがのカミヤのレビュー・感想・評価

くるりのえいが(2023年製作の映画)
3.8
働き始めた頃に一生懸命追っていたバンド「くるり」の音楽ドキュメンタリー映画。
(ちなみに個人的にくるりで一番思い出に残っているのはベタですが、雨のフジロックホワイトステージで聴いた「ばらの花」です。)

初期メンバーであるドラムの森くん(真ん中の黄色いトレーナーの人)
を迎えて制作した新アルバム「感覚は道標」の
制作現場に密着するという内容。
2023/10/13から3週間限定公開ということで、劇場に観に行ってきました。

何か特別な出来事が起こるわけでもなく
淡々とスタジオ収録の模様が描かれるだけではあるものの、ジャンケンで負けた人が適当に弾いたリフから膨らんで曲が出来ていく様とか、なかなか観ることのできないシーンなどがあって楽しいです。

あと、くるりって岸田繁のワンマンバンドというイメージがありましたが、みんなメチャ仲が良くてというか信頼しあっている感があったのが意外。
(勝手にそんなに仲良くないんだろうなーと思っていました)

後半のライブシーンは最高で「東京」は劇場で拍手したくなりました。
有料の配信でも観れるみたいですが、
このライブシーン観るために劇場に行く価値はあるかと思います。
カミヤ

カミヤ