原作はきっと漫画なのだろうが、全く予習もせずに鑑賞。
silentで好評だった風間監督と同じくsilentで好演していた桜田ひよりさんの作品という事もあり気になっていました。
観た感想は若年層をターゲットにした作品としては良かった。
こういった作品にありがちな、キャストも若年層がメインという点で、リアリティという部分では欠けしまうのでもったいないなと感じました。
作品の音楽はとても良かった。
ただDTMをしている人が最初に通るNIの商品をライブで使うのは無理があるのではと思ったのと、主人公の職業で得られる収入と機材費が釣り合ってないので、きっと実家はお金持ちなのかな？と感じたりもした。
そういった事もあり、作品としての評価が難しかった。
こういった映画では音楽会社は悪く描かれるが、ビジネスと芸術性のバランスは非常に難しいので仕方ない。だからこそドラマが生まれるのだけど。
音楽映画というよりかは青春映画として観るのが正しいし、エンタメとして厳しい目で観ると自分の様に楽しめないと思うので、あまりリアリティは求めない方がいいと思う。
とはいえ主演のお二人はとても良かったし、監督は同郷なのでこれからの作品にも期待したい。
