才能はあったらあったで大変なんだなあ。
才能がバレたら色んな人が寄って来て勝手に振り回されてぐちゃぐちゃ言ってくる。搾取する悪い大人もやってくる。
でも主人公も最後は「こいつらとやっていきたい」と思う人達に出会う。
内容的には音楽同人やクリエイターの世界ではよく聞く話でリアルでした。
しかし演技や演出が演劇っぽい感じがして途中退屈を感じました。
天才の苦悩があまり伝わってこなくて、全てが周りににお膳立てされて流されて最後は楽しいことだけすることに決めた主人公にあまり共感できませんでした。
ヒロインの行動も感情の起伏もちょっと異常に見えてうざいと思ってしまいました。
全体的に演技がいまいちハマっていなかったような。
恋愛がなかったことと殴り合いにならなかったのが今風で良かったです。
音楽はレイ・ハラカミを思い出しました。
