桜田ひよりをお目当てに。
冒頭の彼女の言動が破天荒すぎて、
"まじーノイズ"だった⁉︎
けど可愛いのですべて許す。
想像以上に音楽映画だった。
観ながらDTM(デスクトップミュージック)やってみたくなりましたね。
コンピュータ1台あれば音楽がつくれちゃう。
いまはすぐに配信して発表することもできちゃう。
(そう言いながら何のメロディも浮かんでいない私ですが)
でも、音楽する楽しみって仲間と奏でるところにもありますよね。
仲間の音に反応してグルーブして、音楽が高揚していくのっていいですよね。
清澄がバンドで楽しそうに演奏している姿が素敵でした。
映画の中では「才能」であるとか、「音楽的成功」についても考えさせられました。
自分の中だけで完結しようとする清澄の「才能」に惚れ込み、世に出したいと願う者たち。
「売れる」ことが「音楽的成功」と信じて、「才能」をとことん消費しようとする者たち。
音楽の「才能」のありかと、商業的成功の狭間で音楽家たちは揺れ動く。
純粋に音を奏でることを楽しめなくなる苦悩。
ミュージシャンも大変だよなあ。
なんて思いながら清澄の奏でる音楽に身をゆだねていました。
これからも新しい素敵な音楽に出会いたいし、それを感知できるアンテナを立てていきたいと思いました。
新しい音楽をただの"ノイズ"にしか感じなくなったらやばいですから。
"バジーノイズ"をカッコイイと思える感性を失わないように。
清澄(Takumi Kawanishi)の"surge"を聴きながら♪
余談
劇中の3ピースバンド"AZUR"の演奏シーンが「青」くて最高でした。
音源配信してくれないかな。