音楽バンドのお話かと思っていたら、ガッツリ音楽業界の裏の裏って感じのお話だった。
1人で好きなように音を奏でて来た清澄が、潮と出会って、機械的だった清澄がどんどん人間味が出てきた時奏でる音サウンドが聴いてて楽しかった。
AZURの楽曲作りで、ドラムの岬に澄んだ青を表現して欲しい的なことをを頼んでいた(違ったらすみません)が青とか、青いって意味って言ってて、清澄の中に潮が棲み込んでいたんだなー。ってのがわかるし、その潮が居なくなった時、人に心を開き出した清澄の心がどんどん扉が閉じていくように閉じてしまい、閉鎖的な場所で機械的に曲を作り続けて行くことしか無くなってしまったんだなって思ったら苦しかった。
窓ガラスを割るシーンが終盤こうやって伏線回収になるんだ！って思った。
最後楽しそうに演奏してる3人を観て嬉しくなったし、アイドル、アーティスト、バンドも表立って楽曲を届けてくれる人たちも音楽を楽しんでるってのがみてて伝わる人こそ好きになるけど、作詞家や作曲する側も音楽を心底楽しんで作ってる人の音楽を聞くとやっぱりワクワクドキドキする理由がわかる映画だったな。
