花椒

さよなら ほやマンの花椒のレビュー・感想・評価

さよなら ほやマン(2023年製作の映画)
3.2
ん~~、結構期待していたのだが残念な感じ。

3週目の平日夕方、ワイともう一人の客しかいなかったのだが😔

これだけスコアとワイの評価が異なる作品はなかなかないけど、ワイの見方がどこかおかしいのかな?

[震災から12年半が経過。離島で2人で暮らす兄弟。両親は震災時に行方不明に。弟は精神障害を患っている。貧乏暮らしをしている中、唐突に東京から来た女性マンガ家が現れて、住みつくことに…
マンガ家が家を買うことを前提とした頭金を手にした兄は昔父親が町起こしとして考案した『ほやマン』を復活させてユーチューバーデビューを画策することになるのだが…]

設定として私が疑問に感じた点
①マンガ家は震災時20歳前後。飾られている家族写真を見るまで1ミリも311で起こり得た可能性に対して気づかないって当時子供か外国人でなければありえない
②若い男二人の家に女子が無防備に泊まり込む?しかも勝手に家の発泡酒飲み干すし
③警察のいない離島だからといって暴力沙汰で執行猶予中の身で暴力ふるう?(トラウマがあるとはいえ)
④震災の時、家族は何処にいた?石巻の避難所でシゲルが騒いで周りに迷惑かけたと言ったような…
⑤両親はいつ、なぜ船に乗った?
⑥離島で12年半、海の幸を食べずに暮らしていけるか?
⑦そもそも離島のカップ麺って激安スーパーもドラッグストアもなかつたらバカ高いぞ。貧乏ならインスタント麺や米食うと思うんだが
⑧ずっと死亡届出してないってさすがに映画の中とはいえ、ちょっと(ていうか何故役場への届に触れる必要が?)
⑨離島でマンガを生業にしてるならデジタルにすると思うけど、どうなんだろう
⑩ラストは夕方に船出してずっと海に停泊してた体なの?かまってちゃんにしか思えないんだが

と、ざっと挙げただけでもツッコミどころ多過ぎるんだけど🤔😮



監督は石巻出身ではあるが、311で被災したわけではない(親類や知り合いには当然いるのだろうが)

上映後に監督のインタビューを読んで言わんとしていることが概ね理解できたが、それを観賞中に汲み取れ、ということなら私には到底無理

MOROHAってどこかで聞いたことがあると思ったら以前関ジャムに出ていたね
花椒

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