mooosleep

ラブ&ポップのmooosleepのレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
-
よかった
最後の曲ですべての感情が回収されて、消化されて浄化されてまた明日からっぽに新しく消えるんだとおもうわたしも
音楽を聴いたり、誰かの大切な話を聞いたりして、また映画を見て苦しくなったりするけれど 次の日にはわたしはまた元のつるんとしたかたちに戻っている
みさいるのゆめをみた時もそうだった 夢から醒めたその瞬間は心から涙が流れ出ていて大体自分の涙か鼻水に溺れてめざめる だけどすぐに気持ちは収まってまるくなって消える
そうおもう人間ってそうゆうものだと思う 共感した
影響された振りをしているけど本当はちがう
自分から何かを感じ取りに足を動かすなどのアクションを起こした日に体が触れたもの 思いこそが自分を徐々に塗り替え、変わっていくんだと思う
普段は一瞬立ち上がってまた戻るだけ


最後に流れた音樂はとてもよかった
映画の中で夏休みにあまえている自分を突き刺すような鋭い言葉が飛んできたり、眩しい映像 見たくないものとかがいろいろ自分の前を過ぎていったけど ヒロミが心の中で唱えている言葉だけはいいものだった 原作が読みたい
浅野が放った言葉も良かった
そんなすこしドロっとしてるものたちをみたあとの感じ
mooosleep

mooosleep