オーサムッなシュ

ラブ&ポップのオーサムッなシュのレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
4.0

めっちゃ好き。変化するこの世で自分だけが置いていかれてる劣等感。友達との差を少しずつ感じていく。自分だけ何も変わっていない。価値が無いのでは?と感じるようになっていく。
人から"価値があると思われたい"という考えがある限り、今の自分が劣っているという考えになってしまう。何かが欲しいという思いをずっと持つ事は、今の自分には欲しいものが手元に無いという無力感をずっと持ち続ける事だから生きづらくなる。
自分の価値は自分から見たら気づきにくいけど、誰かにとっての自分の価値をふと立ち止まっては考えよう。
「お前には価値がある」と言ってくれる傑作でした