ヒタチ

ラブ&ポップのヒタチのレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
5.0
全てが美しい。
涙が出る。

90年代後半のあのジャンクな空気感。
ジャンクで自由で、悪趣味でクールだったあの頃。
俗悪と混沌の時代に光ったのは、少女の感性だった。

この映画の素晴らしさを説明するには160時間かかるので、細かくは書きません。
特筆すべきはエンドロールだと思います。きっと走馬灯に出るんだろうな〜ってくらい繰り返し見てしまいました。本当に美しい。懐かしい…。涙が出る。

日々の暮らしの中で、人はいつしか自動運転になり、自分を留守にしてしまう。
僕はこの映画を観ると、あの頃の自分が戻ってくる気がします。

間違いなく庵野秀明の最高傑作。
自分の中でダントツ最高評価の映画です。
ヒタチ

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