韓国で最も推せる監督パクフンジョン。その新作と来れば観ない訳にはいかない。
数々の狂気スターを生み出してきた監督だが、今回もカンテジュが良い、デビューしたての菅田将暉くらい輝いてる(顔は北村匠海)、走り方が特に良い。どうやって選んだんだ？やはり走らせたのかな。
「これはこういうことでした！」みたいなネタバレ展開は個人的に嫌いな演出で、この映画も総じて脚本はダサい。でもそれを凌駕する程アクションが良いから凄いのよ。
一時期韓国映画もワイドレンズぶん回しアクションが流行っていて、自分としては気に入らない期間が長かった。ようやく新しき世界の頃のパクフンジョンアクション、キャラクター要素はTHE WITCHというスタイルに戻ってきた(THE WITCH 2とか酷かったもんな…)
痛い、血の量、最後に頼れるのは刃物。これは韓国の御家芸なんですよ。話のアラよりそこが大事。新しい時代の時代劇を作ってるな、という感覚。
