ひぐち

劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100のひぐちのレビュー・感想・評価

4.2
わざわざというべきか、現状関東唯一の上映館である池袋まで行って記念すべき100作目を観てきましたが、結果的には大満足でした!劇場はほぼ満席。みんなで大きいスクリーンでほん呪を観るというお祭り感。

何せ自分が小学生の頃からTSUTAYAの邦画新作コーナーに行くと必ず置いてあったほん呪。
個人的には高校の時は毎作借りていたので、児玉監督期〜岩澤、菊池コンビくらいが一番観ていた時代です。

そもそもの創始者である中村義洋さんは、その後普通に劇映画の監督として成功されているにも関わらず、ナレーションだけはご自身で24年間やり続けているという凄さ。そして、満を持して約20年ぶりに中村監督自身が演出・現場取材に復活!(この件が死ぬほど面白くて劇場が爆笑の渦に包まれていました)

それもあってというべきか、まあ映画としてちゃんとしている。それでいて当然ながら、ちゃんとほん呪の一本になっていて最高です。この時期に劇場でかける一作として、この作りの意地の悪さは素晴らしい。そしてラストの切れ味も本当にお見事でした!
ひぐち

ひぐち