FukiIkeda

PARIS(パリ)のFukiIkedaのレビュー・感想・評価

PARIS(パリ)(2008年製作の映画)
3.2
死を直前に迎えた青年とパリの日常に暮らす人々。それぞれの生活に訪れる恋や別れ、死と喪失感。死んでしまって気づく存在の大きさ。それぞれが感じる魅力。
ただ息を吸って歩いて笑って泣いて踊って仕事して食べて飲んで、、、生きているだけで幸せなはずなのに、それに気づかずに何かにつけて文句をたれるのがパリ。プライベートを尊重しているようで、どこか白けた関係性を好むパリ。
ダメだとわかっていながらも、欠落と魅惑に人は魅力を感じてしまうものなのだろうな、、、。
FukiIkeda

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