このレビューはネタバレを含みます
パリで暮らす人々の群像劇。主人公ひとりにスポットライトが当たる分けではなく、各ストーリーが絶妙に絡み合っていて、実際に住んだ気分になれる。華の都の明暗の両方が描かれているのも印象的。誇張せず淡々としたトーンが心地よい。オープニングのメトロ6番線(9番線だっけ?)からみえるエッフェル塔が印象的。
ラストシーンのタクシーの車窓からパリの街並みを眺めるシーンもBGMも素敵だった。
ハッピーなムードは決してないけど、c'est la vieな境地の時に見るとサッパリするはず。