喪失と再生を描いた物語。80年代という時代設定に合う、画質がやや悪い当時のパリの映像なども織り交ぜている演出が印象的でした。
大きな事件やドラマがあるというよりは、結婚生活の破綻から、何とか立ち上が>>続きを読む
老人ホームに入所する女性とタクシードライバーがパリの街を駆けるロードームービーという事前情報だけで鑑賞したので、クセ強めな二人が織りなす「終始シニカル、最後にホロり」な定番のロードムービーなのかなと気>>続きを読む
映画館で見そびれてしまい、レンタル解禁と同時に鑑賞。
３時間と割と長丁場な作品ではありましたが、作り手のこだわりが隅々まで感じられ、見終わった後に心地よい余韻が感じられる作品でした。是非オスカー取っ>>続きを読む
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お互いに強く惹かれあった男女が、一度は別離したものの、10年越しで恋を叶えるという、お話自体は王道のラブストーリー。ヨーロッパの古き良き街並みを背景に、鉄道での往来や公衆電話・手紙をつかったやりとりな>>続きを読む
原作読んだときもでしたが、大学生の年頃に顕著なちょっとドロッとした心の移ろいがリアルで、ゾクっとしました。
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何気なく手に取った島本さんの原作に魅了され、鑑賞。
主要な登場人物は少ないものの、複雑に入り組んでストーリーが展開していくので、どうやって２時間という映画の尺に落とし込むのかなと思っていましたが、エッ>>続きを読む
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もっと早く見ればよかったと思いつつ、年末のどっぷりと映画の世界に浸れるタイミングでようやく観ることができてよかったです。
幼い頃に母に買ってもらって読んだ『若草物語』。当時は、４人姉妹の姉妹愛を描い>>続きを読む
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現代のおとぎ話のような映画でした。
交通事故をきっかけに、曜日ごとに人格を変える「僕」。
どこかファジーな夢心地な雰囲気を醸しながら、曜日ごとに別人格へと生まれ変わる、中村倫也の七変化がリアル。曜日>>続きを読む
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インディペンテント系映画監督の修二に突然降りかかる兄の訃報。残されたのは、自分の映画制作費を賄うために兄がヤクザに借りていた巨額の借金。２週間という短い期限の中で借金返済のために、殴られ屋として、兄が>>続きを読む
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錯綜する記憶を困惑しながらもたどっていく主人公がその謎を解き明かしていく過程を一緒にハラハラしながら辿っていくのがスリリングで面白かったです。
脳のゲノムとか、小難しい話にされがちなネタをわかりやす>>続きを読む
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物語自体は淡々としたテンポで、常に若干の陰を感じながら進行するものの、最後まで重たい憂鬱感は感じずに鑑賞できました。時間軸を巻き戻したり、テイストの異なる映像が差し込まれたり、色んな演出がされているも>>続きを読む
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時代を越えて同じレシピを介してつながり合うJulie & Juliaのような、戦中の満州と現代の日本２人の天才料理人の生き様を描いてる作品という程度の認識で見始めましたが、思った以上に一本線でつながっ>>続きを読む
