猫そぎチャンスペロッテ

私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?の猫そぎチャンスペロッテのレビュー・感想・評価

4.5
2022年
監督/ ジャン・ポール・サロメ
出演/ イザベル・ユペール(モーリーン)/ マリナ・フォイス(元CEOアンナ)/ イヴァン・アタル(現CEOウルセル)/ グレゴリー・ガドゥボア(夫ジル)

2012年12月、原子力企業アレバの労働組合代表モーリーン・カーニー(イザベル・ユペール)は、自宅で覆面の複数人から性的暴力を受ける、、会社と従業員を守るために内部告発をした結果、幾度となく脅迫が続いていたのだ、、だが捜査を受けもった憲兵隊(警察)は「被害者に見えない、自作自演ではないか、レイプではない」と疑うのだが、、、


前提として、原発事業でのフランス・中国の関係は深く、中国の原発は仏(アレバ社)の技術を採用し、日本の原発事故・処理水問題などで日本叩きをし、また、ウクライナ問題では仏マクロン大統領と結束を表明、そして仏電力公社(EDF)と包括協力を結び、現実に中国の原発事業は、かなり世界より先行が続いている、、(技術ではなくて)、
つまり、中国企業との提携(技術移転契約)を告発した女性モーリーン・カーニーが抱えていたのは、世界的なエネルギー(電力)問題、ひいては環境問題に絡む大事件になっていました、
(シランケド❗)
さらに、政治的な労働問題であり、フェミニズムの男対女問題でもあります、、、そしてこれは、すべて実名の映画です、
(メッセージナノカ~😮‼️)


このとても悲惨な事件をモーリーンはどのように耐えたのか、性的な女性蔑視問題でもあるのに、、、イザベル・ユペールが演じたのは、被害女性の社会からの孤立と隔絶/その苦悩、絶望/そして怒りでしたが、淡々としたクールに見える演技もあって、私に戸惑いを与え、事件の真相が読めない不安を煽ってくれました
(カンシャ💕)、、

赤い💄ルージュとセンスのある魅惑的な衣装、お似合いのメガネにも気持ちヨク惑わされました💗、

夫のジルが優しくてよかったですね💕
(♥️オモシロカッタ~)