そた

変な家のそたのネタバレレビュー・内容・結末

変な家(2024年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

バイト終わりにちょうどいい時間であったからみたけど、ちょっともうね、衝撃。予想外の展開すぎた。勝手に予告の感じとかであの変な間取りの家がキーになる、住人であるサイコパスによる連続殺人的なサスペンスかと思ってたら、呪いとかいかれた一族とか系のホラーでびっくりした。まーこれは予想外だったってことでいいんだけどさ、ひどかったねぇ。まー前半はいいや。お姉さん夫婦が登場したくらいから、おっとこれは、、ってなりだして一族やら呪いやらって出てきておいおいまじかってなった。そんで、左手供養という明治に生まれた呪いを解くために左手を捧げるって、ほぇーって感じで終了しかけた。でも、まだここまでなら予想外の範疇でいいんだけど、それの表現の仕方とそっからのストーリーよね。殺す役の男の子が善意からなのかわからんけど殺さなかったのからスタートして大混乱のなかでのシンプルに殴り合いやらの格闘とか、仮面をつけた村の人たち(とはいってもみんな一族の人なわけだけど)が襲ってきたり、最後は当主が金目当てのクズをぶっ殺してそいつの左手を捧げて、結局は屋敷が燃えて終わり。で、申し訳程度にこういうホラーでお決まりの、呪いは終わらない的なのを表現する、お母さんとお姉さんによる次の左手供養の話で終わり。ここでお母さんがボランティアしてたのはホームレスならターゲットにしやすいからで、2人目(多分)もお母さんがやったんだろうな的なのも分かるみたいな感じ、結末パートはずっと、はいはいってなっちゃった。で、仮面をつけた大人たちがゾロゾロ湧いて襲ってくんのととか、ウシオさんの写真や左手の置物とか左手の型の板みたいなんとか捧げた左手を祀った祭壇みたいなんとか、いかれた呪いな感じの演出と展開に笑っちゃった。後半は、絶対笑う場面じゃないけど笑いが止まらなかった。てな感じですけども、隠し通路のヒントになっただけで間取り全然関係ないじゃん。現代的というか、知能の高いサイコパスのロジカルな感じを待っちゃっただけに痛かったなぁ。「変な家」の「家」って家そのものじゃなくて一族的な意味あいの家だったのかって無理やり納得することにした。そして、清掃員としてはアイナの歌が映画館の設備で聴けただけでいっかなってなった。
とはいえ、初日といえど平日に朝からそこそこ混んで、ちょうど放課後とかの16時前の回も高校生や中学生っぽい子達を中心にしっかり混んでて、始まるまではわいわいしてるけどいざ始まったらみんな静かになって、ホラー的なとこでは怖がってるのがわかるくらい声出てたりビクッてなってたりして、終わった後はまたわいわい感想言ってたりする、賑わってる映画館の雰囲気を感じられてよかったなって感じてる。てか、この回民度よかったな。放課後に友達と映画館きて、なにみるー?これいいんじゃね?みたいなノリで、日常の1つの思い出になる感じで、前情報なくみるってのなら案外悪くないのかもって思った。予告とか宣材みて楽しみにしてたり、原作は知らないからわからんけどおそらく原作ファンが大満足って感じでもなさそうだし、ハードルはあげすぎないほうがいい気はする。

てなわけで久々に殴り書き感想でした。観た直後にバァーっと書いてるので誤字脱字や読みづらいのはすいません。また、前提として、原作は一切知らなくて、宣材物や予告をみて、みることにした人間の感想ですので、その辺もご注意ください。
てなわけでなっがいなっがい自己満でした。
そた

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