このレビューはネタバレを含みます
原作通りの展開の部分の演出やカメラワーク、音楽などは良かったと思います。ただ原作にないオリジナル要素のほぼ全てが雑で滑ってて意味がわからない。
覚えている範囲でそれらを書き連ねて共感してもらいたいと思います。
・安楽椅子探偵に近い「不動産ミステリー」を因習村ホラーにしたのは……脚本・監督、キミらゲゲ謎の真似したかったんか? 間取り図だけで推理するのが好きだったけど、映画で行われたのは「現場百遍」のアクティブな体当たり取材ばかり。
・一緒に行動していた女が実は……?! というゾゾっとする場面から命からがら脱出……の次の場面でその女を家に普通に招き入れるなど、不思議展開。
・栗原さん初登場時のパフェぐちょぐちょなど、不気味な見せ方をしておいて、それ以降は変人要素が一切なく常識人になる。変人設定忘れた? あと屋敷で仏壇の秘密を推理する時に手を痛めていたのはなんだったのか。伏線もないし、何もわからない。
・「3年続けて解呪」とか言ってたけど、3年……????!??
・ジジイが裏切り者を殺す理由も腕を落とす理由もない。雨宮を殺さない理由もない。子供が殺人しなきゃならない設定忘れた? というかお前がチェーンソー使って腕切れよ。
・火の周りが遅過ぎる。
・はよ撃て。
・「俺は神に祈らなーーーーーい!」なんで?
・お前が変な家住んでたんかーーーーい! いや気付けや。
まだあるはずですが思い出せないので、割愛します。