たむらまさあき

鏡心のたむらまさあきのレビュー・感想・評価

鏡心(2005年製作の映画)
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70~80年代は日本パンク映画の先駆的存在としてパンク精神溢れる作品を制作してきた石井聰亙。

彼は90年代に入ってから次第にパンクとは正反対のスピリチュアルな世界観へと方向転換していく。
その極北がこの『鏡心』という映画だと思う。

うつ病の女流脚本家が主人公の物語であり、演じるのは市川実和子。
個人的に市川実和子の、あのチワワみたいな壊れそうな顔が好き。

みどころはバリ島の天国のような景色と静謐な空間に漂う洗練された音(この映画の売りは「3Dサウンドシステム」。)

だから本当に「寝る前に観たい映画」としてはNo.1に君臨するかも。
澄んだ空気を肺いっぱいに吸い込んだ気分にさせてくれる癒し映画。