ダンサー イン Parisのmiのレビュー・感想・評価

良かった。

パリ・オペラ座のバレエダンサー、マリオン・バルボーが自然体でかわいい。

ドゥミ・ポワントで常に上へ上へと引き上げられるバレエ。それが天に近づくようでそこが好きだというバレエ仲間。

一方で重心を床に落として自分の為に踊るんだと人間の内面を表現し熱量がほと走るコンテンポラリーダンス。

前者は芸術的で息を呑む美しさがあり、後者は心を掴まれ涙が自然と出てきた。

誰かの期待に応えるでもなく、そのときの自分が一番楽しめる事で自分と向き合ってキラキラしている姿が見ていて気持ち良かった。