ドライブアウェイ・ドールズ 2023年作品
Drive-Away Dolls
3/10
イーサン・コーエン監督脚本
マーガレット･クアリー ジェラルディン・ヴィスワナサン
ビーニー・フェルドスタイン コールマン・ドミンゴ
ペドロ・パスカル ビル・キャンプ マット・デイモン
マイリー・サイラス アニー・ゴンザレス ジョーイ・スロトニック
アビー・ヒルデン ヘイリー・ホームズ コニー・ジャクソン
レズビアンで恋人(フェルドスタイン)と別れたばかりの自由奔放なジェイミー
(クアリー)と、堅物で自分の殻を破れずにいる友人のマリアン(ヴィスワナサン)。
気分転換にレンタカーでドライブ旅行に出かけたところ、
車のトランクにスーツケースを発見する。
スーツケースを取り戻したいギャングたちは、二人を追って車を走らせる。
イーサン・コーエン監督なので期待して観てみたが、
｢バーンアフター・リーディング｣をさらに駄目にした下品な笑い(全く笑えないが)。
また、主人公のキャラクターもとても好きになれない。
アンディ・マクダウェルの娘と思えないクアリーの性に奔放すぎるキャラクターは
やりすぎて全く笑えない。
これはレズだからとか女性だからというわけでは無い。
私生活でクイアのフェルドスタインも本作のキャラクターは下品すぎる。
フェルドスタインは｢ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー｣みたいな
ちゃんと共感をよぶキャラクターを演じることが出来る役者なのだから、
もっと作品を選んでほしかった。
イーサン・コーエン監督なのでコールマン・ドミンゴ、ペドロ・パスカル、
ビル・キャンプ、マット・デイモンと脇役が豪華なのも勿体ない。
というか脇役の雑すぎる扱いがすごい贅沢。
