このレビューはネタバレを含みます
ファーゴ、ノーカントリー、バスターのバラードなど名作を揃えるコーエン兄弟の弟イーサン・コーエン監督の単独作。
レズレズコンビが間違えてヤバい車を借りてしまって珍道中する話。
で、ドライブアウェイカーサービスなるもは
他人の車を片道切符で目的地まで運ぶ事を条件にしたレンタカー的サービスらしい。
お下劣な落書きをトラングリッドに普通に書かれるヤバいサービス。
【キャスト】
(珍道中する二人)
ジェイミー:マーガレット・クアリー
マリアン:ジェラルディン・ヴィスワナサン
(追っかける悪党)
チーフ:コルマン・ドミンゴ
アリス:ジョーイ・スロトニック
フリント:CJ・ウィルソン
(チ◯コの人)
ゲイリー・チャネル上院議員:マット・デイモン
(その他)
スーキー(ジェイミーの彼女):ビーニー・フェルドスタイン
カーリー(車貸す人):ビル・キャンプ
サントス(冒頭の人):ペドロ・パスカル
【ストーリー】
レズのジェイミーは、えげつない尻軽ぶりから恋人のスーキーに愛想を尽かされてアパートから追い出されてしまう。
行く宛のないジェイミーは友人のマリアンがフロリダ州タラハシーへの旅行を計画していることを知り、一緒に行くことにする。
タラハシーへはドライブアウェイカーサービスを使って行くことにし、二人は車を借りに行くのだが…。
【総評】
(全体感)
レズビアンロードトリップムービー。基本はコメディとして見ないといけない作りなのでノーカントリーみたいな雰囲気を求めるとズッコケる。
(良かった所)
カット割は嫌いじゃない。冒頭のペドロ・パスカルが殺されるまでのシーンは結構好き。これからのストーリーに期待感持たせるいい場面だった。(直後にスーキーの絶頂シーンを見せられて目が点になりますけどね)
(そうでもない所)
個人的に笑いのツボには嵌らず。イマイチ乗れなかった。こんなにエロくないベッドシーンってあるんだというくらいこのレズ達の絡みに何も感じなかった。
なんだろうね、別の生き物見てる気分になったよ。うん。
(シナリオ)
何をどう間違ったら唆りたったナニを型取りされてアレにされるんですかね。レベルの高いミステリを見せられた気分です。解く気にはなりませんが…。
【あとがき】
笑いどころは沢山あったんだけどなんでだろうトコトンハマらずに気づいたら終わっていた。ちょっと消化不良。