今年一番考えさせられる映画を観た。
(今年は色々大変なことが重なって、実は例年の半分くらいしか観られてないです😔)
有名なあの凄惨な事件
優生思想なんて自分には無いよ、と思いつつ
容姿の美しい人を素敵だなと思ったり、頭脳明晰な人に憧れたり、優れたものを持つ人に憧れたり羨んだりすることは優生思想では無いのかな
磯村勇斗演じるサト君と宮沢りえ演じる洋子の対峙する場面は迫力ありましたね。一緒に自問自答していた。
オダギリジョーと宮沢りえ夫婦はとても良いね。
向き合うことが出来ないようでいて向き合いたい、人生の悲しみや幸せを共有できていないけれど、共有したいと努力しようともがいている感じが静かに描かれていて、とっても良かった。
二階堂ふみ演じる小説家になりたい同僚の存在、家庭環境の描き方も良いスパイスになっていた。
何を書いても綺麗事になってしまいそう。
でも観て良かったし、自問自答して生きていきたい。
