休暇でスキーに行く途中、悪魔崇拝者たちの儀式殺人を目撃してしまい、追いかけられる羽目になった二組の夫婦。果たして無事逃げ切れるのか…というお話。映画のトーンとしては田舎ホラー+カーアクション、そこに少しばかりニ⚪︎◯◯◯マ風味を加えたといったところ。
地上波放送の思い出話ばかりで申し訳ないけど、これも初見はサンテレビだかKBS京都だかで、よりにもよってラスト10分ぐらいから見始めたという、本作との出会い方として最悪の部類に入るケースだったわけだが。
その後ネット情報等で全体の概要は把握できたものの、一度はちゃんと視ないとと思っていたところにリバイバルがかかったので渡りに船と劇場にやって来た次第。他の観たいやつ(ケネスチェンバレンとかカメ忍者とか)後回しにして本作チョイスするとか大丈夫か？俺‥
前半は主要人物の紹介をのんびりと行ったり、肝心の儀式もなかなか始まらず、目撃したのがバレる過程も結構間が抜けてたりするし、警察の事情聴取が終わった後キャンプ場に寄ってくつろいだり、声をかけて来た夫婦と呑気にメシ食ったり、かと思えば急に周囲の人みんなが監視しているように思えて疑心暗鬼になったりと危機意識のレベルが安定しなくて観てるこちらは困惑。
とはいえ愛犬が殺されてからは話が加速し始めて緊張感もいい感じに高まり、後半怒涛のチェイスシーンに突入！そんなに予算のかかった映画では無いと思うんだけど相当気合いの入ったカーチェイスを展開してくれて満足度up
そして唐突に訪れるラスト。分かってるはずなのに結構「おぅ‥」ってなる。もしかして予算の都合とかで急遽考えられたものなんやろか？なんにせよ全く知らずにこれ観てたら3.7ぐらい差し上げてただろうにちょっと悔しい。
おまけ:頭の中でウォーレン・オーツとウォルター・マッソーが時々ごっちゃになってしまうんだがどうなかならんものだろうか？
