地底獣国さんの映画レビュー・感想・評価

地底獣国

地底獣国

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

設定のリアリティ自体に疑問符が付きますが、寓話だと思って観ればまあ許容範囲内。

もちろん中盤までの恐ろしい展開、後半の手に汗握る脱出劇、ラスト近くの溜息出るほど美しいスローモーション等々、エンタメと
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.9

これ、based onじゃなくinspired by the true storyなんですね。それだけフィクション要素が強いと解釈して良いんでしょうか?

本当のところはどうなのか知る由もありま
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ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

3.4

アメリカの幽霊はある程度物理で抵抗できるんやな。まあ幽霊のようなゾンビのような曖昧な感じの存在やったけど。

目が赤く光るのはさすがにやり過ぎ(笑)

「ミスト」の原作と同じぐらいの時期やけどどっちが
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サンダーバード55/GOGO(2020年製作の映画)

2.9

レディ・ペネロープは人使いが荒い上に間が抜けているということが一番印象に残った。

極力当時可能だった技術のみで製作するのは映像文化史研究的には意味があると思います(樋口氏の「意義のないことに金を出し
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何書いてもネタバレになりそうなんで開き直っていきますよ。

まずは一言、「この大嘘吐きども!」いやぁネタバレ防止の為とはいえ、よくまあみんなシラを切り通したものよ。もうMCU関係者の発言は全然信用なら
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モスラ(1961年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ある程度年期の入った方であればお分かりいただける話かもしれませんが、二十ウン年ほど前に上映イベントで本作を観た時、モスラが繭を作るところからいきなり場面が羽化した後に飛んだのを見て唖然としたことがあり>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

つまるところマシュー・ヴォーンは第一次大戦モノをやりたかったってことでOK?

柳下氏が指摘していたように、これまでのキングスマンシリーズはいい感じに荒唐無稽な話だった(それは007シリーズから失われ
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.0

とりあえず色々置いといて非常に面白い、というより興味深い映画でした。スケールのデカい話が淡々と、割とスムーズに進むもんで仮に「実はフェイクドキュメンタリーでした」とか言われても納得してしまうだろうって>>続きを読む

赤い影(1973年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

観る前は全編こう、不穏な空気に満ちた話かと勝手に期待してたら、結構のんびりした要素もあって戸惑うことに。あの降霊会?の気まずい展開とか笑わせに来てるのか?と思ったほど(あの時霊能者のおばちゃんに憑いた>>続きを読む

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

7年ぶりに独り身になったのでクリスマス鑑賞

久々に観ると終盤のバットマンとペンギンのやり取り(「仮面なんか要らない俺に嫉妬してるんだろ」「その通りかもな」)とか、キャットウーマンの「ハッピーエンドな
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.9

殺し合う理由、そんなものは忘れた

殺すための名目は要るけれど、そもそも殺すこと自体が目的と化している、といったところですかね。こんなサイコキラーに狙われたら最後、行き着く所まで行くしかないですよねえ
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.8

ドニー師父お得意の暴力刑事役ですが、今回相対するニコラス・ツェー扮する元刑事との因縁がどうもモヤる要因となってしまいました。彼我の間には紙一重だが決定的な違いがあるけれど、それは結果としてそうなっただ>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

公開当時に観て、その後1、2回ビデオかテレビ放映かで観たきりなんでかなりうろ覚えですが、フィービー・ケイツが昔クリスマスにお父さんが死んだ事について語っているシーン(また凄く厭な話なんだこれが)と、お>>続きを読む

夜叉ヶ池 4Kデジタルリマスター版(1979年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

物の怪たちが出てくるところで急に舞台劇みたいになってえらく浮いてたのはどうにかならなかったのか。そして白雪は良いとしても、百合については女優に演らせた方が良かったんと違うやろか(そうすると岩下志麻がっ>>続きを読む

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

日本でも後見人制度を悪用する奴がたまにニュースに出たりするんで気になってた作品。

序盤「ああ、こういう風にやるんかー」と妙に感心しながら観てました。

本題に入ってからはどうもロシアン・マフィアの皆
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

寝呆けた頭で書いてるんで文章が大分混乱していると思いますがご容赦ください。今の気分を書き留めておきたかったもので。

・何だか今猛烈に「ビルとテッド3」見返したくなってきた。あちらは今の時代に30年ぶ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

確かに面白いんだけどちょっと後半くどい。最後の晩餐のあたりもっと短くて良いよ。

大統領の最期、気の利いたオチのつもりだろうけど、そんな何万年も先が読める超絶予知能力持ったAI(アーキタイプでも使って
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

何年か前までホモソーシャル感全開の映画撮ってたエドガー・ライトがこういうテーマに挑戦してくるとは感慨深いものがあり、それだけでも一見の価値ありかと。

憧れのロンドン、わけても華やかなりしスウィンギン
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

まずは誰に向けて謝ったら良いのか分からんけどごめんなさい。
そもそも前作結構舐めて観たら拾い物的に楽しめた、ということをすっかり忘れて勝手に期待値上げてました(まあ、それを差し引いても前作ほどでは無い
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作観た時は(当時レビューにも書きましたが)スパイディ抜きのヴェノムに対する違和感が強くてノれないまま終わってしまったんですが、今回はそういうものだとわかって観ているんで割とスムーズに入り込めましたよ>>続きを読む

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.4

「遊園地で老人が罵られ、大変な目に遭う」紹介文がすげー雑で笑ってしまったんですが、観たら本当にそういう映画でした。

与えられたお題に誠実に取り組んだのは伝わる(っていうかテーマは最初に全部説明しちゃ
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

一言で言うならば「お金は人を狂わせる」ってところでしょうかね。

肺移植の件については、国内の施設が信用に値しないとしても、ではどこの国に送るのか、そこに全く忖度は無いのか?記者会見での大臣のリアクシ
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジェーン・カンピオンのカウボーイ映画ということで気になってた作品。なかなかに厭な感じの映画でしたね。

あのラスト見てると父親が死んだ原因何だったんだろうかと考えてしまうし不穏さ全開。

結局フィルの
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ブレイド2(2002年製作の映画)

4.0

某映画のラストで流れた声がマハーシャラ・アリのものだと知って無性に旧作を見返したくなったもので、約20年ぶりに再見。

いやぁストーリー覚えてる筈なのに観始めたら止まらずあっという間の2時間ですよ。
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.8

シャン・チー観た時も若干感じたことですが、本作もかなり攻めた内容でしたね。ストーリー自体にはあまり乗れなかったものの、その挑戦自体楽しめた(と言うと語弊がありますが)ので全体としてはある程度満足できる>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

アクアマンでホラー要素をぶち込んできたように、本作も(恐らく最初からジャンル分けし難いものを目指したと思われ)ホラーあり、サスペンスあり、面白バイオレンスアクション更にはシスターフッド要素もありの贅沢>>続きを読む

宇宙人の画家(2021年製作の映画)

3.1

例えるなら面白味に欠けるテリー・ギリアムといったところか。やりたいことと情熱はあれどやり方がまだ掴めてない感じ。
現時点ではまだ悪くいうと凡庸だけど、この先プロの作り手達と仕事をしていくうちに化ける気
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の消防士11人殺しに始まり一気にボディ・カウントが増えた本作、殺しのバリエーションも豊富でスラッシャー映画としてのみ観た場合前作を超えてると言えるかも。しかしながら一本の映画としては次作への橋渡し>>続きを読む

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

3.7

前半徐々に事態が悪くなって緊張感高まっていくところが堪らんかった。

後半はちょっとカオスを通り越してやや散漫になってしまったのが惜しい。
特大フラグ立てたうえに背を向けて立ち小便はさすがに雑過ぎるや
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「クーリエ」観に行った時に本作の予告編をみて興味が湧いて鑑賞。

グアンタナモで何が行われていたのか、漠然と知識は持っていたけど、こうして映像にして見せられるとやはりキツい。裁判に勝った後も6年以上拘
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

いくらなんでも世界観の紹介に時間掛けすぎ。2時間半超えするんならもうちょっと見せ場の配分も考えろよっちゅう話ですわ。

飛行メカのビジュアルが好みだったのと役者の顔ぶれで現時点ではこれぐらいのスコア。
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恋するけだもの(2020年製作の映画)

3.7

江野くん(宇野さん)相変わらず凄ぇー。中也役の田中さんもマカヴォイに負けないぐらい演じ分けが見事。

登場人物全員キャラ立ちまくってて楽しいかったですよ。まあ、スナックのママとバーテンのやり取りが長過
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.6

プロの、と言うと語弊がありますが、手練れのアクション監督がついているか否かの違いは結構大きいという印象を、ベイビーわるきゅーれと見比べると受けてしまいます。

殺し屋フェイクドキュメンタリーと言えばか
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.0

終盤近くまでかなり前のめりになって観てたけど、最後のアレは俺には合わんかった。
悩み抜いて出した答えがベストとは限らない

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リドリー卿の容赦無い暴力描写(合戦、決闘、陵辱)は相変わらずで実に見事な演出力なんですが、本作においてはそれが若干のノイズになっているような・・

決闘に至るまでの過程で男たちの愚かさ、身勝手さという
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キャンディマン(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今の世に再びキャンディマンの物語を送る意義というのは伝わったし、その意欲は「買い」だと思います。

ただそこで「悪い白人警官たちをブチ殺して溜飲を下げる」展開にしたことで問題の本質から遠ざかってしまっ
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