ネトフリの薦めに乗っかって視聴。
ジェヴォーダンの獣に妻子を殺され、呪術を用いて“獣”を生み出したと思しきロマの一団を追って来た主人公。史実では“獣”事件が発生したのは18世紀後半だが、この映画世界>>続きを読む
「ウルヴァリン:ノーウェイホーム」もしくは「20世紀FOXマーベル映画版『ザ・フラッシュ』」
いや勿論お祭りとしての楽しさには溢れているんだが、これがMCUの救世主足り得るかとなると甚だ疑問だよな。>>続きを読む
「軽蔑」の撮影でカプリ島にやって来たブリジット・バルドー。彼女をカメラに収めようと狙うパパラッチたちとバルドー、ゴダールをはじめとする映画撮影隊との攻防。
パパラッチにカメラを向けて彼らの話を聞いて>>続きを読む
女と男と映画についての映画のメイキング映像。
タイトルはバルドー/ゴダールだけど、ゴダールと同じくらいの時間フリッツ・ラングが映ってる。まあそらそうよなぁ。ゴダールのやり方にダメ出しするラングという>>続きを読む
演劇にせよ映画にせよ、産みの苦しみと言うか、思わぬトラブルが連続するわ全員が主張強すぎるわでにっちもさっちも行かなくなり演出家は発狂し‥というお話は基本好物だし、公演の幕が開けてから(正確にはその少し>>続きを読む
お話はまあまあ面白かったし演者たちの雰囲気は全員好きなやつやったけどアクションシーン、特にガンファイトに工夫が足りな過ぎる。もっとカメラをどう動かすかも考えてやるべき。無理にメキシカンスタンドオフ入れ>>続きを読む
何故いまこれを取り上げるかと言えば原題が“The Dead Pool”だからというだけの理由。デップーの名前が本作に由来する物なのかは未確認。
連続殺人の嫌疑をかけられる映画監督役にリーアム・ニーソ>>続きを読む
デップーが1987年の映画「プリンセス・ブライド・ストーリー」に「病気の孫」役で出演していた俳優フレッド・サベージを拉致監禁し、無理矢理「デッドプール2」の物語を読み聞かせるという、「プリンセス〜」を>>続きを読む
仲間と妻が国境警備隊に撃たれた時、先に仲間の方へ駆けつける場面でアベルがどういうタイプの男かが示され、その後かつての仲間たちが大体家庭を大事にして守りに入ってるのを見せてアベルの行く末を暗示するんだが>>続きを読む
原作未読(作者の子供が実際に破傷風に罹患した経験をもとに書いたらしいんだが、よくこの映画許可したな)。
お話のジャンルとしては闘病モノのはずなのに何をトチ狂ったかそこにエクソシスト風味がブチ込まれる>>続きを読む
東京国際サメ映画祭に行けなかった悔しさから一人でサメの出る映画を3日間で3本(♨️🦈、密輸1970、本作)鑑賞、というのは嘘で偶々重なっただけ。
さて本作の内容をざっくりまとめると「『研究』『調査』>>続きを読む
もうね、何が怖いって、霊的な要素一切抜きにして考えた時に「こういう事ホントに起こりそう」って思わせられるのがね(高橋洋氏に怒られそうだが)。実に厭ぁ〜なところを突いてくるのが堪らん。そして一日であれだ>>続きを読む
30分の短編なんで話はサクサク進むが中身はギュッと特濃なおっさんずLOVEウェスタン。
そして少なからぬ人が観終わって思うだろう「そこで終わるんか〜い!」いや、多分そう言わせようと思ってやってるんだ>>続きを読む
「温泉シャーク」とハシゴしたらこちらにもちょこっとサメ映画要素あり。
海女映画(エロなし)であり犯罪映画であり、裏切り者探し、バイオレンスアクション、シスターフッド(&サメ)と、サービス精神旺盛なリ>>続きを読む
「逃げろぉぉ!サメの罠だぁぁ‼︎」
というわけで予約して行ってきましたですよ温泉ザメ。今日も満員御礼!
勿論「サメ映画」を観に来ているという大前提あっての事だけど、こちらの求めるものをきっちり出し>>続きを読む
世の中に失望し、自暴自棄な感じで刹那的生き方をするフィリップ(そうなってしまうのも無理はない経緯があるんだが)の姿に、劇中のピエール同様若干引く。と同時にこの話の何%ぐらい原作者の実体験だったのかも気>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「ムービーウォッチメン」の前身「シネマハスラー」が始まるきっかけのひとつとなった作品。今でこそ駄作と思った映画についても穏当な言い方で語るようになったRHYMESTER宇多丸氏だが、本作を評した時は4>>続きを読む
タイトル目にした時はマーベルコミック「ライズ・オブ・ウルトラマン」の映像化かと思ったら違っててオリジナルストーリー。
主人公ケン・サトウが父親問題を抱えてるとか、心の傷つきやすいところを守るために軽>>続きを読む
アレとアレの二本だけなら3.5、アレ一本だったら3.3ぐらい。
観てるだけの奴が偉そうにして申し訳ないんだがやはり言っておきたい。「お前らもっと推敲してセリフ削れ!編集も頑張って切れるだけ切れ!『映>>続きを読む
90年代、ガメラ三部作を観るため劇場やホールへ計20回以上足を運んだ身としては、藤谷さんが脚本書いて、普通に芝居できてるってだけで謎に感動してしまうんでスコアつけられませんわ。
國村隼が出てる場面は>>続きを読む
「温泉シャーク」観に行くつもりでいたらsold outだったので急遽こちらを鑑賞。
エンツォがイモータン・ジョー並みの悪党として描かれてたのは実にサイコーなんだが、やっぱ家庭内不和の描写が長すぎ。>>続きを読む
製作発表当時からトップガンマーヴェリック便乗企画などと揶揄されたりもしていた作品、製作側もそう言われるのは承知の上で開き直ってる感あり。
ビリーがアクセルとの電話で「あと一箇所寄るところがある」とフ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1作目は設定の若干緩いところが気になって(そんな弱点とっくに判明してそうやんとか)ノりきれず、2作目はスルー。本作についてもさんざん予告編見せられた時点でもう十分という感覚になってマークしてなかったん>>続きを読む
アートにおいて自分のようなズブズブの素人でもひとつ言える事は「デカいのは正義」。まさにファクトリーと呼ぶに相応しい広大な敷地内に置かれたでっかい作品群を見てると「『レイダース』かよ」って呟きが口をつい>>続きを読む
「私なにやってんだろ‥」って登場人物が声に出して言う場面を見たのは何時ぶりやろか。
いや、よくできてる話だし、感情移入させるの上手いし、後半部分めちゃめちゃグッときたんだが、それだけに大事な場面で藤>>続きを読む
「まだ何者でもない若い連中がウダウダ話してる」っていうの嫌いじゃないんだが、やはりそこを引っ張りすぎ。「黄龍の村」のテンポ感を見習って欲しい。
怪異の見せ方についてももっと工夫が欲しい。「黒眼」とか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
のちに「バッドルーテナント」の脚本を手掛けるゾーイ・ルンド主演。
シンプルに自分をレイプした犯人に復讐する話だと思ってたらいい方に裏切られた。
「なにも殺さんでも」と思わせるやつもいた(女性目線か>>続きを読む
うんまあ、アレだ。元々ドライブインシアター2本立て向けに作られた、男女がいちゃつきながらとかハッパ吸いながら観てたような映画(酷い偏見)を、通常料金で独りシラフで観てたら割高に感じてまうよな。
でも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
目的がなんであれ、映画の中で爆弾を作ったりセッティングしたりする場面というのは無条件にワクワクしてしまう。
言ってみればケイパーもののバリエーションであり(目的は金品ではなく世間の耳目だが)、犯行グ>>続きを読む
目的がなんであれ、映画の中で爆弾を作ったりセッティングしたりする場面というのは無条件にワクワクしてしまう。
映画はほぼ真ん中あたりで爆破が実行され、後半は想定外の出来事により犯行グループの三人(って>>続きを読む
松田優作が訳あってひたすら丹波哲郎にウザ絡みし続けるお話。
主題としては「『武士とは』ww」って事なんだろう(丹羽哲郎を起用したのは「切腹」を意識してたのかも)が、優作の完全にコントノリに振り切った>>続きを読む
ジョン・マルコヴィッチ自身がマルコヴィッチの穴に入って「そうはならんやろ」な光景を目にする場面、鑑賞前はそこがクライマックスだと思ってたら全然中盤なのは意外だった。
一発ネタで途中から失速してもおか>>続きを読む
黒澤清映画に出てる時のでっくんは全部良いんだが(なんなら「蛇の道」で西島秀俊が演じた役も彼の方が合ってたかも)、やはり本作がイチオシ。とにかく(以下コメント欄)
コイツはなかなかの難物。77分が130分ぐらいに感じられた。
途中まで「このパートとこのパートはどう関わってくるのか?」とか「またイマジナリーフレンドか?」などと考えながら観ていたが、やたらと時間割>>続きを読む
黒澤清版「機動警察パトレイバーthe movie(1作目)」
上から降ってくるシーンはマジでビビった記憶。
生き残って見届けねばならない劫罰。
まあ、そうなるよね。有害な男らしさは男性にとっても有害だという話‥と取れなくもないんじゃないかなぁって気がする(適当)
列車が通過するところの表現とかさすがに古さを感じる部分もあるけど、妙にスパイ映>>続きを読む