このレビューはネタバレを含みます
特段大きな捻りがあるでも無いがベタ過ぎないぐらいの工夫があり、斬新な演出があるわけでも無いけどアニメーションの気持ち良さはしっかり見せてくれる、といった具合で、自分の中の「こういうので良いんだよ」枠に>>続きを読む
北米での興行成績が振るわないみたいだけどザッカリー・リーヴァイの言動が影響してるんかな?個人的にはここ1年(厳密に言うとザバットマンを含めて)観たスーパーヒーロー映画の中では1番満足度高かった。
そ>>続きを読む
いや、もうね、改造人間たちのキャラ付けとか喋り方とか壊滅的にダサくて、仮面ライダーthe firstの悪夢再びといった感じやった。ラストバトルもやってる事大体シンエヴァやし(いっそ森山未來じゃなく立木>>続きを読む
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カツライス共演の時代劇、と言っても対決するでも無く共闘するでも無く、時々顔を合わせて助けたり助けられたりの関係性。主人公は雷蔵扮する丹下典膳の方になるのかな。
決闘高田馬場に始まり吉良邸討ち入りせん>>続きを読む
ロウ・イエ監督作品「シャドウプレイ」の制作を追ったドキュメンタリー。
ロケーション、美術、照明に強いこだわりを発揮する一方で衣装は「その時代っぽく見えるものなら昨日店に入ったもので構わない」とか謎の>>続きを読む
今回雑感のみになります。
本作観て受けた印象なんで全然間違ってるかもしれんのですが、辻元清美氏って国会審議オタクというか審議芸人というか、「限られた時間内でどれだけ相手からいい反応を引き出せるかに賭>>続きを読む
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あーなんか勿体ない。
物凄く面白い映画になる可能性があったのに構成とか演出でところどころ下手を打ってしまってる。
一審判決後から金子氏の死去へ一気に話が飛んだのは驚いたけど、高裁、最高裁ではあまり>>続きを読む
「試験に出るグリッドマンユニバース」
二夜漬けの予習完了!
総集編にとって重要なテンポの良さはこっちに軍配が上がるかな。「かけがえの無い不自由を手に入れる」ってわかるようなわからんような、でも名言>>続きを読む
デヴィッド・リンチ作品を上げたくなったんだけど、ツインピークスシーズン3はあと5話残ってて見終わるのにまだ大分かかりそうなんで本作をサクッと視て紹介。
容疑者のサルと尋問担当の刑事(リンチ)が噛み合>>続きを読む
序盤から「上手いな〜!」っていう見せ方を連発していて感心する事頻り。キャンプで撮ったフィルムを編集しているところとか本当、観てて胸が痛くなる。
それでも中盤までは「これぐらいはスピルバーグならできて>>続きを読む
前半結構気合の入ったカーチェイスが展開されておるのだが、演出のリズムというか、若干眠気を誘うものがあり、何度か意識が飛んでしまう瞬間があった。
スネークハンターの爺さん出てきてからは頭がシャキッとし>>続きを読む
押井守によると「映画の魅力の半分は音楽」らしいが、本作の場合8割方と感じた。
音楽の構成に全振り、とまでは言わんがそれ(8割)ぐらいは注力してたんと違うか?それで十分満足感は得られたし、劇中の大の言>>続きを読む
マルチバースの事は何も分かっていない。
ひとつ、といって良いのか分からんけど不満な点があって、ミシェル・ヨー姐さんがアクションする場面の演出、殊にスローモーションの使い方がいただけない(あれ?去年の>>続きを読む
当時このような事が行われていた、と知ることが出来ただけでも観て良かったとは思うが、この話の肝である「補償金支払い対象者一人一人の事情を極力仔細に確認する」という部分は映画として描くのが難しく、結局一部>>続きを読む
すんません、俺にはまだ早過ぎました。「シリアル・ママ」あたりから出直してきます。
とにかく圧倒的なディヴァインの存在感に牽引される映画。「ピンクフラミンゴ」程では無いにせよ、本作の臓物齧り付きシーン>>続きを読む
前作迄のダイジェストから始まり、やっぱり肝心なところ(崖から落ちてどうやって助かったのか)描かれないまま本編スタート。
お銀さん登場。世の中似た顔の人が3人はいるとよく言うけど、6年かそこらの間に3>>続きを読む
雷蔵主演の大菩薩峠二作目。(映画後半の)舞台となるのが龍神村なので竜神の巻、ってええんかそんなんで。
前作からのクリフハンガーだけど肝心の決闘場面をすっ飛ばして本編スタート。あとでそのシーン入れるの>>続きを読む
雷蔵主演の大菩薩峠一作目。
登場していきなり辻斬りする主人公。原作でもこんな糞野郎なんかな?と気になってWikipedia覗いてみたらそんな野郎だった。そして昔はこれがピカレスクロマン的なものとして>>続きを読む
最初に本作の事を知った時、まず気になったのは「こんな一発ネタでどうやって長編映画にするん?」という事でした。一発ネタ映画の良作「ロスト・バケーション」も正直サメが出て来るまではダラダラしてましたし、結>>続きを読む
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公開時劇場で鑑賞した時は半分くらいウトウトしてました(それでもストーリーを大体把握できるのはミュージカルの良いところ?)。もともとミュージカルに若干苦手意識はありますが、ディズニー映画で寝た事は無いし>>続きを読む
この世にはリメイク、リブートしてはいけない映画というのが在ると思うんですよ。俺の定義ではそれは「ポール・ヴァーホーヴェンが監督した映画」。
2014年に新たなロボコップの映画を作って何を語ろうとし>>続きを読む
ジンの自分語りは結構好きなやつ。けどそっからの唐突なラブストーリー展開に「えぇっ、どゆこと?」ってなって困惑していたらそこからラストまでは雑な話がダラダラ続いて行き、なんだかぼんやりした気分で劇場を後>>続きを読む
前半の乱痴気騒ぎや撮影現場の大混乱とか、トーキー移行時の悪戦苦闘、人気に翳りが出てなんとか失地回復しようとしてもがいた挙句のブチ切れゲロ噴水までは良かったなぁ。撮ってる方も演ってる方も楽しそうだった。>>続きを読む
殆ど間接的、婉曲的な描写だけでここまでどエロい空気醸し出すのは凄いとしか言いようがない。
カット割のテンポとか、窃視からその対象者の傍に体外離脱のように入り込む描写とか、変な笑いとか過去作で見受けら>>続きを読む
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復讐を終えた時、様々な感情がいっぺんに表出してきたクムジャさんの顔を捉えたカットに震えた。あれだけで十分お釣りが来るぐらいの値打ち。
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注意!重大なネタバレあり
「結局はリコール社のプログラムでした。」とした場合「じゃあクエイドがいないところでリクターたちが話してるところとかは何なん?」って疑問が出てくるわ>>続きを読む
深川監督のreturn to myselfプロジェクトside Aとなる作品(制作はsideB「光復」の方が先)。
「光復」のような大技スーパーコンボではないけど、監督と主演女優の実体験をベースにし>>続きを読む
大映4K映画祭にて鑑賞。ちゃんと通しで観たのは初めて。
あの武神像はもともと阿羅羯磨を鎮めるための別の神だったというのは初めて知った。と思って観てたら途中からその辺の設定曖昧になったけど。
長年仕>>続きを読む
「すべての映画がヴァーホーヴェン監督作だったら良いのに」でお馴染みのポール・ヴァーホーヴェン最新作。
相変わらず神も仏も身も蓋も無い話で安心する。80過ぎても衰えない攻めの姿勢は頼もしい限りだし、欲>>続きを読む
いくらなんでも偶然重なり過ぎやろという無理矢理なストーリーとか(まあでも原作に似たような話はあったけど。読んだの30年以上前だからうろ覚えなんだが、仕掛が終わった後で梅安先生が標的との因縁を彦さんに語>>続きを読む
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三本立て上映のチケット買ったものの仕事が押しまくって結局本作だけしか観れず。
観ている間ほぼずっと心が凪いでいたのはMCU映画15年観てきて初めての経験。
ルイスがいなくなるだけでこれほど面白く無>>続きを読む
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寓話としての狙いは分かるけど、国家間の対立や国の中での分断というのは長い歴史の積み重ねがあるわけなんで、さすがにあの島を世界の縮図とするのは強引に過ぎる気はする。
どこかの時点でちゃんと詫びを入れて>>続きを読む
公開初日のレイト、貸し切り状態で鑑賞。
原題のMassはミサ、もしくはミサ曲とmass shooting(乱射事件)のダブルミーニングらしい。
11人の死者(犠牲者10名プラス犯人1人)を出したと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「恋するけだもの」で気になった田中俊介主演作ということで鑑賞。彼が演じる主人公大貫大がこの世とあの世で地獄巡りするお話。
終盤でこれまでループを繰り返していることが示唆されるわけだが正直その出し方は>>続きを読む
香港映画見ようね会初参加
キャストが一部かぶってる以外繋がりの見えない「殺破狼」シリーズ第二弾。あれか、やたらとリブート繰り返してたパニッシャーみたいなもんか?そのうちマルチバース化とかするんか?>>続きを読む
これだけの情報量を2時間15分でまとめ上げた手際、「大統領の陰謀」など優れた先行作品群を参考にしつつアップデートしてみせた(娘を持つ親の心境というのをしっかり見せることで男の観客にも入り込み易くなって>>続きを読む