1950年代の少年漫画っぽい世界観とかガジェットの趣味とかは凄く好みのやつ。キャラは些かステレオタイプなきらいがあって残念なところではあるがこの話にはむしろこれぐらいが丁度良いかもしれん。
ただまあ>>続きを読む
1950年代の少年漫画っぽい世界観とかガジェットの趣味とかは凄く好みのやつ。いろいろ前振りしてそれを放っぽったままのストーリーとか、主人公も含め魅力的になりそうな要素を持ったキャラが殆ど掘り下げられな>>続きを読む
美術に凝りまくったコントみたいな映画。オチはもうひと工夫欲しかったけどな。
エンドロールの役名で「シシー・コルピッツ1」「シシー・コルピッツ2」「シシー・コルピッツ3」って出てきたのには吹いた。>>続きを読む
一匹のにゃんこのとある行動からここまで大騒動になるのおもろすぎる。それとこういう自由なタッチのアニメーション観てると「日本も頑張れ」って思うんだが需要が少ないのかなぁ‥
おまけその1:ナンボなんでも>>続きを読む
え〜っとつまり、猫には魂がないってか?若しくは本能の占める割合が大きいから他の魂が入り込む余地がある?
あと、ラストはちょっと強引すぎんか?
皆さん心が広くて良かったね。アリさんなんてあそこで何匹か犠牲になってそうなんだが。
彼等のやってる事が三✖️文明並みに迂遠すぎて前半は若干退屈。
後半の話もそれほど面白くはなかったが、あの粋なラストはガッツポーズしたくなるぐらい爽快な気分になったんで元は取れた。
開巻早々から漂う異様な空気、法則性の見出せない連鎖、ずうっと眼が死んでる主人公とかいろいろ怖すぎるのに何故か笑えるし、短い時間で人の壊れるパターンを五つぐらい見せてくれるのも楽しい。
あそこで何を見>>続きを読む
デ・ジャ・ヴュってそういう意味ちゃうような気がするぞ(原題は劇中登場する17世紀の政治活動家の名前)。
主人公のイケメンぶりと妙な日本趣味だけが印象に残った。
ボーイフレンド(というか実質ヒモ)がオーバードースで死んだというトラウマに対し、それをベースに映画を撮る事で向き合おうとするというプロットは良いとして、106分もかける内容じゃなかろうて。前作と合わせ>>続きを読む
足し算足し算で盛り上げていくつもりが、間違って途中に何個か➗を挿入してしまったような映画。やたらと公私混同する人が出てくるし自己犠牲の英雄的行為の大安売り(二百人以上)にも興醒め。これがン・マンタの遺>>続きを読む
「デンマーク人はクソだ‼︎」違うか。
やはり木に打ち付けられた半裸の男を崇める奴ら、就中「聖職者」はダメだな!という偏見を強化されるディスコミュニケーションの話。まあラグナルも大概どうかしてる人だっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「呪い」を増幅、拡散していたのはフリッツ親父だったというキツい話。息子たちを支配し、競わせ、圧をかけているのに本人は良かれと思ってる節があるのがどうにもタチが悪い。息子たちが繰り返し言う“Yes si>>続きを読む
自分にとってノーラン映画の面白ポイントとは「どれだけ真面目くさった顔して馬鹿をやるか」。藤子F不二雄の短編にありそうな話を三時間かけて描いたりされたら「もうちょっとサクサク進めろや」と思いつつでもなん>>続きを読む
小ネタ集のような映画だけど不思議と観ていられる。まああと15分長かったらさすがに飽きてたかもしれんが。
「バンドの適応能力の高さも謎やけど、なんでこいつ腐らんのかな」って思ってたらそういうことか‥っ>>続きを読む
「おのれマーガレット」な導入部から、中盤ぐらいの死にたくなくなる迄はまあありがちっちゃあありがちだったけどそっからどんどんツイストして行って、こんな言い方は失礼だがカウリスマキ映画にしては珍しくストー>>続きを読む
まず自分が何者なのか気になるし職探しも出来んとあってはまず警察行くんとちゃうかと思うが、御伽噺にそんな無粋なツッコミは無用ということか。
主人公がずっと諦念を湛えたような顔してるのが印象的。あと、少>>続きを読む
この映画を作った人はインテリなんやろな、という事は分かったが、大絶賛された淀川先生の感性は生涯理解出来んと思う(マッチョな大男は一人も出て来ないし)。
タランティーノが2011年ワーストの中の一本に本作を選んだ(他はザック・スナイダーの「エンジェルウォーズ」やリメイク版「わらの犬」など)のは、「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」をフェイバリットの一つに>>続きを読む
犬好きの方は注意⚠️
昔の怪談映画みたいなライティングやスモーク、次から次へと登場するどうかしてる人たち、妙にまったり間を取ってるかと思えば急に忙しなくなったり(緩急ってそういうことじゃ無いやろ)、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
魅力を伝えづらくて困る映画、と言っても別に難解というわけではない。
冒頭に未解決事件についての説明(フランス国内で捜査される殺人事件の2割が未解決)が出るのでこの映画の中でも事件が迷宮入りするという>>続きを読む
Why so serious?
「オッペンハイマー」が日本公開までにワールドワイドで上げた興行収入は9億5千万$、これはノーラン映画史上2番目の額だとか。で、恐らく本作(10億3千万)の1番は動かな>>続きを読む
ブラックホール突入はロマン。
作り手からしたらこういう見方をされるのは不本意かもしれんが、「いい感じに古びた」味わい。
絶妙にパチモンくさいヴィンセント(でも可愛い)や悪役ロボットの如何にもなデザ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
a road movie without the road, a love story without the love, and a crime story without the crime
生>>続きを読む
ノワール小説の嚆矢「血の収穫」にインスパイアされた時代劇「用心棒」を(無許可で)西部劇に翻案。
汗と埃と血にまみれた暑苦しい顔、顔、顔。引きの画も寄りの画も強度が高い。これにモリコーネのスコアが加わ>>続きを読む
「ホワイト・ボイス」はアングロサクソン的な喋り方で契約を取ってくるアフリカ系男性の話だったが、本作は所謂知識層の文学者である主人公が金銭的事情により匿名で「典型的な『白人が望む黒人像』」の物語を書いた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
GOD IS NOW HERE
良い意味で実際の上映時間よりも長く感じる(体感120分ぐらい)、緊張と胸糞悪さで胃がキリキリする95分。
帰宅途中ガソリンスタンドに寄り、隣接するコンビニに入ったら>>続きを読む
主演のカティオウティネンは撮影時27、8ぐらいのはずだがイリスの設定何歳なんやろか?
彼女が無敵の人になるのが急すぎる感じがして怖いが、本人の中でどのくらい圧が溜まっていたのか知る由もないもんな。>>続きを読む
どんだけ巻き添えで犠牲者出すんよっていう殺伐かつやり過ぎなストーリーと、凡そそれに似つかわしくないラウ・チンワンのコントノリ多重人格演技&指鉄砲を観せられてこっちの情緒が変になって来る…
だが>>続きを読む
お前はスティーブン・ユアンか⁉︎などという冗談はさておき。
彼女が詰んでいくきっかけとなる事故が起きるまでは面白かった(というと語弊があるが)し、その後の展開もかなり無理筋ではあった(「えらく世間狭>>続きを読む
なるほどわからん。
どこまでが現実でどこから幻か、境界は曖昧ながら全体的にはおおよその察しはつくがしかし。
その現実と現実の間のつながりがどうなってるのか、理解が追いつかない。そもそもがサイレント>>続きを読む
ミスターオカモトは何度か“truth”という単語を口にするのだが、実のところ彼の仕事上本当に大事なのは“fact”の方なんである。
最後に彼が報告書にあのような記載をしたのは、自分はパイに「聞いた者>>続きを読む
中国系アメリカ人の抱えるもの(ルーツとなる国の習慣、家族の問題、アメリカ人としての生き方)を描いている、ある程度以上の予算規模の映画というのは「クレイジー・リッチ」以降次々出てきたという印象。本作はカ>>続きを読む
主人公の境遇どんどんヤバい方に転がっていくのに全然悲壮感漂ってこないのがイイ。
フェードアウトするタイミングを始め、独特の編集リズムもなんかクセになる。