このレビューはネタバレを含みます
完成披露試写会にて
2人が惹かれあっていくシーンがあまりにも初々しくてかわいくて、観ていて守りたく思えた。ピアノに一生懸命で遊び方も知らない2人の、無邪気に過ごす日々の幸せが眩しかった。
ショパンと妻が10年一緒に過ごしたことを羨ましく思う雪乃の真意を知ったときには、涙が止まらなかった。
108歩の意味も、旧校舎のピアノとベンチも、雪乃にとってどれほど大切なものか、わかったときには全てを抱きしめたくなった。
"Secret"曲としてすごく耳と心に残ったし、
大切なシーンで何度も流れるので、曲を聴くと映画のシーンが思い浮かぶ気がする。
"ここに帰ってきて"も映画にぴったりの楽曲で、エンドロールとともに流れたときには自然と涙が溢れた。
京本さんも古川さんも、2人とも自然体な演技ですごくよかった。
全てを知った上でもう一度観たい。