このレビューはネタバレを含みます
昇進だとか男尊女卑の問題もあるんだけど、本質はお互いのプライドの問題。
お互いに傷つくポイントって付き合って関係が長くなるほど分かってるんだけど、あえてそれを言わないのが「好き」ということだし、思いやり。
彼らにとっては、エミリーには彼女自身が女性であることの劣等感、ルークにとっては昇進とか、自分の能力が足りないのではという自信のなさ。
弱いところを補い合うのが本来の恋愛なんだろうけど。自分の欲しいものを相手が手に入れてしまったからこうなったのかも。
相手の事をよく知ってるが故に、相手の事が嫌になったときに相手が一番傷つく言葉を投げてしまう。しかもそれって一番最初に言う時はドキドキするのに、一回言ってしまうともうダムみたいに次から次へと溢れ出てくるんだよね。
あーー疲れた。(笑)ここまで考えさせてくれて面白い映画だった!