レゲエという音楽を全く聴いた覚えがない私でも名前だけは知っていた、ボブ・マーリー。
彼の人生をギュッと詰め込んだであろう、この作品。冒頭で彼の息子(ジギー・マーリーさん)のメッセージから始まるけど、予告を見ただけだった私は１００%楽しめたわけじゃないと思う。(いつもの癖が裏目に出た…)更に楽しもうとするなら彼の遺した音楽を聴いたり、作中でもよく出てくる「ラスタファリ」という単語について知っていた方が話がすんなり入ってくると思う👍
簡単にだが説明させてもらうと、ラスタファリとは正式名「ラスタファリ運動」の実践者のことで、これは1930年代にジャマイカの労働者階級と農民を中心に起きた宗教的思想運動のこと。(更なる詳細はググった方が詳しいので割愛w)
音楽を一度も聴いたことがないのに映画を観ながら聴いていると、よく寝てから鑑賞していたはずなのに目を閉じて映画館の良い音響設備の中で聴きたくなるほど、とても耳心地良かったです(笑)
浮気は良くないし奥さんに対しての態度も個人的には気に食わないけど、彼がジャマイカに対して行ったこと、世界に広めたレゲエの素晴らしさと共に36歳という若さでこの世を去ったクリエイターの生涯を描いた良い作品だった。
このレビューがどなたかのお役に立てば幸いです。
