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包帯クラブのメグのレビュー・感想・評価

包帯クラブ(2007年製作の映画)
4.0
映画公開時以来15年振りにスクリーンで観ました。
ドリパス最高。

今活躍している柳楽優弥、石原さとみ、田中圭、貫地谷しほりが、それぞれ今ほどの人気はない頃に学生役で出ている貴重な堤幸彦監督作品。
細かい笑いはあるにせよシリアスな作品で堤監督自身も特別な作品とインタビューで語っています。

「傷ついた場所に包帯を巻く」という内容に賛否分かれるのもわかる。
でも、原作の天童荒太さんが伝えたかったのは、ディノのセリフに全て託されているんじゃないかなと思う。

逆上がりできるようになったり、学校行けるようになったり、「包帯一本で何かが変わったらめっけもんや」。
やらない善よりやる偽善。
かかってこいや~!笑

無理だろうなとわかっていても、今年天童荒太さんが続編を出してるので、映画化してくれたらなぁと夢想してしまう。
そのぐらいどのキャラクターも大好き。

スクリーンで観ると柳楽優弥の目力に圧倒されます。当時まだ17歳。
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