いかとこまつな

あ、春のいかとこまつなのレビュー・感想・評価

あ、春(1998年製作の映画)
4.9
相米慎二のユーモアセンス好きだなぁ。
人間のいいとこ悪いとこが詰まっていて愛らしい作品。
なんか色々あっても・・・そうそう、人間って割となんか大丈夫。

途中からちょっと父ちゃん可哀想・・・
でも紛れもなく一番可哀想なのはヒロシ。


主人公ヒロシ。義父の葬式終わったと思ったら死んだと聞かされてた実父が現れ、はじめは迷惑がる妻や義母もなんだかんだ情が移ってくる。
なんかヒロシサイドの家族にはロクな人間がいない、、母親も兄弟もその妻も。。。実父も。

でもそんな人間たちと過ごした日々、楽しいこともあった。
それだけでちょっと優しくできたりする。
「あんな人の事でも気になるのよね・・・」
人間ってそんなもんだよなぁ。
女たちの散骨シーンめっちゃ良い。

そしてヒヨコかわいい。
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