続カリート

Carnival of Gore(原題)の続カリートのレビュー・感想・評価

Carnival of Gore(原題)(2020年製作の映画)
3.7
腐敗した世界を生き向く女性道化師クラウニーが1人前の殺人道化師に成長するインディーズ作品🇨🇦

監督は「Catcall Omega violence」のパトリック・フォーティン📽️
音楽を担当するのはジェームズ・ベル📽️


グロ描写では「Catcall」より大きく劣るもののカオス具合はこちらが上😵‍💫
終盤までは主人公クラウニーが廃墟を渡り歩く様が只々流れるのみですが終盤に差し掛かると謎の出目金人間が登場。
そこから説明不能なカオス展開に突入していき終いには悪魔王まで登場します。

主人公クラウニーがこれ又狂ってる🤡
序盤は彼氏道化師と共に仲むずまじく行動していたものの、彼氏が見つけた死体とイチャついた事で事態が急変。
嫉妬の怒りにかられたクラウニーは彼氏を殺害。
暫くはその死体と行動を共にするヤバい奴。
中盤からは食人系道化師に恋をし乗り換えますが…

キャストの演技力も素晴らしい✨
どの道化師も言語を発さずノリでコミニュケーションを取っております。
ただ見ているコチラにも感情が読み取れる表現力があり素直に感心しました。
時折、道化師語を訳すクレジットが入るのも面白い。

グロ描写は印象薄めですがフォーティンらしい仕上がり🫀
赤は勿論、緑、青など多彩な体液が吹き出しバリエーション豊か。
ゴアとスプラッターを合わせた爽快感ある描写は流石でございます。
OPで「Catcall」や本作のグロ描写を集めたGorlest ProductionのPR映像が流れるのですがこれがまたイカレカッコイイ。
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