名波ジャパン10

アントニオ猪木をさがしての名波ジャパン10のレビュー・感想・評価

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)
3.7
アントニオ猪木はその存在自体が衝撃であり、感動なので、映画タイトルの様に「探す」必要は全くありません。敢えて「探そう」としてしまったところに本作の決定的な敗因が。最高な素材はそのまま供すれば良いのに、ミンチにして衣をつけて揚げてしまった感じです。関係者のインタビューはそれなりに面白かったのですが、寸劇は全く余計。過去のビデオ映像は著作権の問題で多用出来なかったのかもしれませんが、出来れば過去の映像とインタビューだけで構成して欲しかった。それでも、映画館を後にしてからも「炎のファイター」が無限ループで掛かっていました。アントニオ猪木は偉大なり。