監督のメッセージは明確や。
終戦後の日本。
戦争で死んだ人はもちろん、終戦後の戦争孤児も傷痍軍人も捕虜を殺しトラウマになった帰還兵も一人残された女性も戦争の犠牲者で人生をズタズタにされた人達や。
彼等は食うや食わずの生活で必死で生きていた。
戦争さえ無かったら、それなりの平凡で普通の人生を送っていた。
外界と隔離されて瓦礫の中にヒッソリと佇む居酒屋は冥界への入り口の様で最後の望みにすがる者の居場所にも見える・・・
傷痍軍人達が肩を寄せ合う洞窟の様な場所は見捨てられた人達の絶望で満ちて、もはや地獄や😰
対して侵略による無謀な戦争を起こした国、日本軍、そして敵の殺害を命じた軍の指揮官達は加害者は、のうのうと生きている😡
日本は今も責任も取らずに生き延びた戦争の加害者達の亡霊がウヨウヨして我が物顔で大手を振って歩いてる・・・
一旦、戦争に巻き込まれたら真っ先に庶民が犠牲になって夢も希望も無くなり人生を破壊される。
我々にその覚悟があるのかと監督に問われている気がした・・・
真の反戦であり非戦の強いメッセージを感じたな🙁
