MileNyang

ヒッチコックの映画術のMileNyangのレビュー・感想・評価

ヒッチコックの映画術(2022年製作の映画)
4.2
まず大学でかつて学んだ映像理論の講義を思い出したのだが、あの教科書以上の内容をヒッチコックが一人で作り上げたのかと思うとマジで鳥肌がたった。
現代ではドラマ作法の基礎中の基礎がすべて語られており、なんでも3Dに頼る今の制作現場でどれほどの人がこれを理解しているか。
彼は3Dどころかアニメーションすら確立されていなかった無声映画時代から工夫を凝らした演出を試みていたことに驚かされた。
確かにスピルバーグやオリバーストン、黒澤明もすごい監督だが、改めてヒッチコックのすばらしさを感じた。
ちなみに、所々に挿入されていた東洋系の美女は誰?
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