申し訳ないけれど、スゴく眠っていましたね…
リドリー・スコット監督×ホアキン・フェニックス主演。題材が「ナポレオン」…聞いただけでワクワクなのに、蓋を開けたら久しぶりに熟睡した映画です。
一応テーマがナポレオンとジョセフィーヌ(確か二番目の奥さん?)の不安定でけれど激しい関係性というのは聞いてたんですが、正直そんなに激しそうには見えませんでしたね(単に見逃しているだけ?)。確かに不安定だけど相思相愛ぽかったし、キリキリ来るようなサスペンスもあまり感じられずだし。
多分それは直前にデビュー作の『デュエリスト-決闘者-』を観ていたことが多少は影響してるかも…あの映画は二人の騎士の15年間の決闘、名誉と強迫観念がもたらす悪夢のお話で、サイコロジカル・スリラー的な面も含めて良かったです。
けど別に『ナポレオン』にはそういうのが無かったし、ひたすらに合戦と夫婦生活の連続。何というか期待していた緩急がなかったし、緊張感も薄かったりと、色々残念でしたね…
断頭台で処刑されるマリー・アントワネットのパートは相当に掴みが良くて、臨場感もあったので、尚更に残念なナポレオン映画です。
とはいえ春に鑑賞したベン・アフレックの『AIR』のようにニ度目で逆転するかもしれない可能性はありますし、あるいは『ザ・フラッシュ』みたいにそのままかもしれないが…
どちらにしてもApple TV+配信待ち遠しい!