希菜まな

インビクタス/負けざる者たちの希菜まなのレビュー・感想・評価

3.9
人種差別で南アフリカが舞台となった作品は初鑑賞。

マンデラが大統領就任後、黒人ばかりを優遇するわけではなく、きちんと白人にも1人の人間として横に並び、問題を解決しようと働きかける姿は感銘を受けた。
その手段として選んだのがラグビー。
確かにスポーツが国民の心を1つにすることは、証明されてきた。

しかし、今作はラグビーに強くスポットライトが当たっているわけではなく、やはりネルソン・マンデラの考え方なのかと思う。

30年独房に入れられた彼がそれでも許す心を持つその強さ、それがこの映画の結末の結果を産んだと感じた。
希菜まな

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