劇場 No 161
70点
大阪の下町にある安アパート「コーポ」を舞台に繰り広げられる、ワケありの住民たちのお話で、人気コミックが原作とのこと。私が学生時代に住んでいたものと変らない作りのアパートだったので郷愁感を感じながらの視聴。玄関共同、風呂無し、トイレ共同って、まさに昭和時代の設定かと見紛ってしまうほどのもの。キャスト欄のトップに馬場ふみかとありますが、出演者全員のキャラがハッキリと立っていて、それぞれにスポットを当てた群像劇スタイルの作品。なかでも東出くんが「めぞん一刻」の四谷さんのように見えて笑。でも、やはり脇のようでありながら最も印象に残ったのは笹野御大。私も御大のように寿命が延びる体験をしてみたくなった次第。で、ここからは若干のネタバレ㊙↓
ひとつ腑に落ちなかったのは、御大が連れてきたあの中学生くんの反応。あれが瞼の母との対面だったのであろうか？もしそうなら、確かに衝撃的。総じて凡庸ながらそこそこ楽しめた作品。あっ、ブルゾンちえみも出てました😲❗
