手塚治虫の作品は好きで殆ど読んだが『火の鳥』だけは未読。
楽しみにしていたのだが、冒頭の登場人物の声に違和感……。『うっ、芸能人だ……』と苦笑。やはり声優さんを使って欲しいし、芸能人がやるなら上手い人を起用して欲しい。
内容も主人公に共感できず。主人公は地球から逃げてきたのだが、年老いて地球へ帰ることを望む。旅の途中で知り合った地球人に『地球はなくなった』『地球は住める星ではない』などと言われたり、危険な目にあっても頑なに『故郷に帰りたい』を貫き通す。それなら望郷の念の他にも帰りたい理由があるのかとも思ったが特にない。その願った結果も……。絵からも手塚治虫を感じられず。入場特典のステッカーは可愛らしくGOOD。
