サンタクロースの眼は青い 4Kデジタルリマスター版のたむのレビュー・感想・評価

ジャン・ユスターシュ監督特集から、初期作品の二本立てです。
初期の中編で、本作の成功がその後に繋がっている印象です。
モラトリアムな不良の若者たちの生態が描かれます。
本作もいい加減な若者たちですが、こういう自由な映画も珍しいです。
縛られず、でも全てが自分の願い通りになるわけでもない。
事故を起こされかけて、罵倒したら、「新年皆友達だろ」「飲みに行こう」と大勢でバーに入って行くシーンはなぜか笑ってしまいました。
何だこの人たちは、な瞬間のある映画ですね。