作品のクライマックスに強烈に腹が痛くなり、僕の大きな便のことで頭がいっぱいになってしまって、作品に集中しきれなかったことが悔やまれる...まあ、どうでもいいことですがね。
無表情で同級生に腹パンするわ、聖体拝領式で押し付け痴漢するわ、人混みに紛れてシンプルな痴漢するわ、ダニエルお前なにやってんだ笑映画でした。その他は割と無味無臭でした。
本作は、少年の寂寥感の中にある性衝動とノスタルジーといった感じで、まさに感情をカメラがとらえた映像詩と言えるのではないかと思います。最後にもう一度故郷に戻ってきたダニエルの行動は、旅立った時のそれとは大きく変わっていたが、まだ森は元のように青々としていたところにこの映画の全てが詰まっていたように思いましたが、こちらとしては腹の痛みとの格闘で、本当はそんなこと考えてる場合ではありませんでした...。
ただ一つ発見があったといえば、毎シーンだいたいここぞという時になぜかフェイドアウトして次のシーンに行ってしまいますが、それでも別に違和感はなかったことです。これに関しては他の作品も観てみないとなんとも言えませんが。
