このレビューはネタバレを含みます
アプリ開発のために集まった4人の男女が例によって気を失い気がついたら見えない力(!?)で椅子に拘束されひたすら憑依されまくる話。
「え!?どういうこと!?」と思うかもしれないが本当に内容これだけ。
卓上の瓶が止まり指し示した人が、4人それぞれがかつて見殺しにしたり自殺に追いやってしまった人に憑依され、「お前あん時こうだったよなァ?俺ァ覚えてんだぞォ!」と地味に嫌がらせしてくるだけで70分強持たせるのはある意味すごいかも。
4人とのつながりは?とか徐々に明らかになっていく真実とか面白いなぁとは思うんだけど、肝心のこと言う前に次の人が憑依されてぶつ切りになったり、卓上にバケツ置いてあるのに次のシーンでは瓶だけが回ってたりとか細かいところが色々惜しい。
見るからに低予算で椅子とバケツとテーブルさえあれば撮れるような内容の中演技力というかで持たせたのはちょっとすごいなーとか思っちゃうけど面白いかと言われると不完全燃焼。殴打などの暴力シーンも極力見せないようになってるのでちゃんと予算組んだ後で再度映画化した方が面白いんじゃない?と思ってしまった。