ジャックロジエ監督作。
その昔、今はなき三茶の名画座で監督作の「オルエットの方へ」（夏のビーチでカワイイ女の子2人とダメ男のキャッキャッを3時間弱眺めるだけ）が驚くほど面白かったので、長編監督作は少ないらしく、この機会に全て制覇者てやろうと思い鑑賞。
流石「ヴァカンス映画」の大家（？）っぽく今回もソレを描いてましたが、本作はダメなバケーションでした。
旅行会社勤務の主人公が無人島ツアー「ロビンソンクルーソー」なるものを企画し自ら添乗員となるが、案の定グタグタ珍道中になり……的なお話でした。
ちょっと「逆転のトライアングル」味があるなーと思ったら、監督は本作参考にしたのでは？と思えるほど展開的に似た感じでしたが、こちらは終始牧歌的な雰囲気で、本作も2時間半と長めでしたが、あっという間に過ぎる非常に牧歌的な作品でした。
同じヴァカンス映画作家のギョームブラックが好きな人にはオススメです。
