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ナチュラル・ウーマンのnnkのネタバレレビュー・内容・結末

ナチュラル・ウーマン(1994年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

・美しくて我儘な強い(けれど弱い)女に振り回されてめちゃめちゃにされたい、みたいな願望はあんまりないけれど、緒川たまきさんなら考えるよね……🤤

・だってあの素敵な声で「本当は私に気持ち良くしてほしいだけじゃない」なんて言われたらねぇ……🤤

・清掃バイトの制服の色、最後の侵入場面でのみんなの服が白、好い。

・『AKIRA』読んでるね。

・別れて髪切った後の方がさっぱりすっきり明るく見えて好い。

・クラッカーのシーン、最初の時と最後の想像のシーンで緒川たまきさんの口紅の色が違う気がする。

・「たまたま女に産まれてきちゃったからついでに女やってるだけだもの」私もこれ思ってる〜。その前の台詞の、女だからやらなきゃいけないと思ってた、みたいなのもわからんでもない。

・「腐った果物みたい」

・西瓜のおじさん諏訪太郎さん。

・愛と憎悪、全て受け入れて愛してほしい、でもほいほい言う事を聞く感じじゃつまらない、自分の中にいるもう一人、一つになりたいけれどなれない、みたいな?

・今かのさんの感じ好きだな。
世の中に対する嫌味、まだまだ女がみくびられている、プロテストに合格する女が増えたら女子のプロボクシングができるだろうから、というのも当時としては先進的な意見なのではと言うか、好い。

・女が一人で好きに生きていくのには、実家が太いとかの後ろ盾(若しくは素晴らしい才能)がないと無理みたいな哀しい話がちらっと出てくる、というのも含めて、結構当時としては尖ったというかちゃんとした映画のような気がする。

・助監に青山真治さん。
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