ペルーの伝説的詩人ハビエル・エローの半生を映画化。全く知らない詩人なので興味が沸きました。詩人を志しながら21歳でゲリラ戦士となり、銃に倒れるまでの数年を描く。
親は弁護士になって欲しかったのに、どんどん親の望まない方向へ。それでも許してくれた両親が素晴らしい。
自然を愛する詩人がなぜ銃を持ったのか。裕福で知性があり正義感が強いと革命の道を選ぶものなのか。医者を目指していたチェ・ゲバラがゲリラに傾倒する姿と重なってしまった。キューバ革命の影響もありゲリラ戦士の道を選んだハビエル。国が違えば詩人として大成しただろうに…
大袈裟にすることなく、半生をわかりやすく追った作品。この詩人のドキュメンタリーもあるようです。