fmofmojimo

ジョー・ブラックをよろしくのfmofmojimoのレビュー・感想・評価

3.2
1代で大企業を築き上げ、人徳のある人物として名高いビル、ウィリアム・パリッシュだが、65歳の誕生日を目前にした数日ある問いが頭をよぎっていた。
夜中、ふと目覚めたとき。朝オフィスで急に胸が苦しくなったとき。
「死期が近いのか?」
「イエス...」
問いに答えたのは、死神だった。
人間の生き方に興味を持った死神が、人間界の案内役としてビルを選び、対価として彼が満足するまでの期間だけ猶予を与えるという。
青年の体を借りて人間界に入り込み、どこに行くにもビルのそばをついてまわる死神に、ビルは、"ジョー・ブラック"と名前をつける。
ビルの次女スーザンには恋人がいたが、冷めた様子を見たビルに恋をしていないと指摘されてしまう。父が言う「稲妻に打たれる」のを待つスーザンは、朝のコーヒーショップで会った感じの良い青年に心惹かれるが、その後その青年は直後に交通事故に遭う。その夜再びスーザンの前に現れたのは青年の姿をした死神だった。

「恋を知らない人生など意味がない。その努力をすることが『生きる』ということだ。」
人間界に次第に馴染んでいき、人生の喜びを理解し始める"ジョー・ブラック"。

アンソニー・ホプキンスが染みる。
美しすぎる死神、ブラッド・ピット、若い。
クレア・フォーラニが美人。
最後のシーンは何度考えても、もやもやしてしまう。
全体的には感動するけれど、細部が気になってしまう映画。
fmofmojimo

fmofmojimo