このレビューはネタバレを含みます
長いからという理由で遠ざけていたのと、実は一回流し見で見たことあったのを思い出して後悔したぐらいいい映画だった……
more than peanut butter?
(ピーナッツバターよりハマりそう?)
much more
(そりゃもちろん)
みたいな会話の掛け合いは、日本語ではなかなかできない表現だから、ロマンチックに感じた。ジョーがピーナッツバターが好きになるのは、この表現のためなのかなって思うくらい素敵だった。
コーヒーショップでちょっと話しただけとは言っても、スーザンがジョーの中身が変わっていることに序盤からなんとなく気づいているのは、恋心の大きさじゃなくて、運命の力によるものだと思った。
例えば、小さい頃からお互いを知っているカップルのどちらかが入れ替わったら、一緒に過ごした年数や月日のおかげですぐに気づくと思うけど
スーザンと青年(ジョー)の場合は、年数とか経験とかを超えた「何か」のおかげで、青年がコーヒーショップで出会った青年ではないこと気づいているのが運命だなって感じ。
現実でも、小学校の頃から付き合ってたカップルが別れた後に、片割れがアプリで出会った人とすぐに結婚するみたいなことってあるから、「運命」とか「偶然」って積み上げた年数や月日の上をいく未知の力なんだなと思う。
運命ってすげぇ。