碧翠

ジョー・ブラックをよろしくの碧翠のレビュー・感想・評価

4.5
死神と令嬢の切ないラブストーリー
たとえどんなに遠くの世界の人でも——

カフェで初対面の男女が惹かれ合う
すぐ後に彼は交通事故にあい、その身体に死神が入り込み彼女の父に死の宣告をする
彼女は彼が死神の器になった事はしらずにどんどん惹かれていく

素敵なセリフが沢山
「心を開いていればいつか雷に打たれる」
「尽くしてくれる人の為に尽くしたい」
「死と税金からは逃れられない」
「いっぱい良い写真(思い出)持ったら次の所(あの世)へ行ける」
「あんた良い写真いっぱい持ったかい?」
「お世辞を吹き込むなよ、解剖医が驚く」
「別れは辛いだろ?」
「とても辛い」
「それでいい、生きた証だ」

ただただブラピが美しい 憧れる
アンソニー・ホプキンスが若いけど25年前からおじいちゃんだった

死神も神だもんなぁ
人間の常識が通じない所もあるよね
そこが逆に物語に深みをましている気がした

いけ好かない令嬢の彼氏と死神と父
どんでん返しのシーンがスカッとしたぁ
ここであのセリフ言うのかぁ…!

ピアノで流れるルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」
幸せそうに踊る父と娘
死神の目じりに光る粒

花火が上がり続ける間ずっと涙が止まらなかった

自分も沢山良い写真を持って次の所へ行けるような人生になればいいな

☆再視聴
碧翠

碧翠