先程アップした2023年日本公開新作長編作品TOP10に続き、新作短編作品TOP3も上げたいと思う。
【2023年日本公開新作短編作品TOP3】
1位：駆け抜けたら、海。／3.81pt
2位：しずく／3.80pt
3位：さまよえ記憶／3.48pt
─────
次点：
・五時のメロディ／3.47pt
(いずれもU-NEXTにて鑑賞。)
本作が1位の『駆け抜けたら、海。』である。
私は元来、LGBTQものを好んで観る方ではないのだが、それ故にいわゆる”百合”もの等には殆ど免疫がないため、本作を観た時、驚く程感情を揺さぶられた。
もしかしたら、同様なストーリーや展開や演技は世に数多くあって、観る人が観たらありきたりで陳腐なのかもしれない。
だが、私にとってあのラストの彼女達の何とも言えない感情のやり取りは、非常に新鮮だったのだ。
16分のあのセンシティブなストーリーで、こんなオッサンの心を揺さぶる程の、演技や演出…紛うことなき才能ではないか。
これからの活躍を大いに期待している。
来年も沢山の素晴らしい短編作品に出会えることを心から祈っている。
